医療法人社団百子会 やまな病院

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院長行廣の整形外科基礎知識

part2「RICE処置」 2002
11.1

スポーツに捻挫(ねんざ)、肉離れ、打撲などのケガはつきものと言われています。
しかしほんの少しのケガでも、最初の処置を怠ったため、
その後の治療に支障をきたすことも少なくありません。
外傷の初期に、温めたり、マッサージをしたりするのは厳禁です。
捻挫、肉離れ、打撲などに共通な応急処置として、RICE処置があります。

RICEとは、Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の
4つの処置の頭文字を並べたものです。

R<安静>
運動を中止し、ケガをした部位の使用をすぐやめます。
運動を続けていると血液の循環がよくなりますから患部の出血(内出血)が進んでしまいます。また、痛めた部位を保護するために包帯などで固定して、患部の安静を保ちます。

I<冷却>
ケガをした直後にすぐに冷やして下さい。
氷を当てて冷やすのが簡便でしょう。
痛みを軽減させ、血管を収縮させて出血や炎症を抑え、
腫れや痛みを最小限に食い止めることが出来ます。
時間がたってからでは効果が半減します。

C<圧迫>
血管の周囲の組織を圧迫し、
患部に血液やリンパ液が流れ込んで腫れるのを防ぎます。
圧迫が強すぎると逆に血行を悪くしてしまい、
しびれや痛みなどを生じる原因となりますので注意して下さい。

E<挙上(きょじょう)>
患部を心臓より高い位置に上げることにより、
重力の作用で腫れを防ぐことができます。
夜寝るときには患部を心臓より高い位置に置くのもひとつの方法です。

RICE処置をおこなっても、痛みや腫れが続くようなら、
早めに医療機関を受診しましょう。

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