医療法人社団百子会 やまな病院

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放射線小話

「放射線助手に思うこと」 2003
1.1

昨年秋頃から、当院放射線科に待望の人材が加わりました。
放射線技師の僕一人では、仕事がきつかったので
助手1名の増員がなされました。
以降、思っていた以上に仕事が楽になっていることを実感するこのごろです。
(とは言っても、窓口負担の増により明らかに患者数は減る傾向にありますが。)

僕の思うところでは、放射線助手は精神的に辛い仕事だと思います。
ほかの職種をあまり知らないからかもしれませんが、
助手は自分のしたことの結果が現れない辛さがあります。
実際に撮影するのは我々技師ですし、患者様と話をするような機会もめったにありません。
自分で何かを作るようなこともなく、仕事の評価がされにくいと言えるでしょう。
他の職であれば、売り上げであるとか、顧客の増減、
作ったものの数や質などで評価してもらえるのではないでしょうか。
そういった意味では、やりがいと言うものが見いだしにくいのではないかと思います。

ただ、これからの放射線科の成り行きを考えれば必要不可欠な存在だと思います。
病院経営はどの病院も厳しい状態にあります。
今はまだいいですが、これ以上病院収入が減少するような政策がとられたら、
かなりの数の病院がリストラ(ただでさえ医療スタッフの少ない状態なのにです。)、
もしくは最悪の場合、閉院する病院も少なくないのではないかと思います。
当然、放射線科も同じ運命でしょう。
放射線技師を減らし、助手を雇う。その方が人件費が少なくすみます。
しかし、そうなれば検査の質の低下と待ち時間の増加は当然起きるでしょう。
そうならないように医療費の軽減策はそろそろ考え直してもらいたいと思います。

国の政策はともかく、そんな状況ですから助手は病院にとっても貴重な戦力です。
いろんなことを勉強して知ってもらいたいと思います。
当院の助手さんも僕の話に耳を傾け、病気や放射線の知識を貯えています。
放射線の知識だけなら、看護師や他の医療スタッフに勝っているのではないでしょうか。
そういった勉強も含めて、助手の存在がとても重要に思えるのです。
これからも一緒にがんばろう!

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